1次対策として教材販売と無料講義動画提供を行っているものの、有料講座は2次専門で実施している受験校「TBC」について、自ら体験した話とWebサイトで収集した情報を基に、客観的に情報を整理してみたいと思います。
特徴
基本的に講座は通信講座のみ、講座の種類も受講開始時期によって1種類ずつ、というシンプルな構成です。最大の特徴は、やはりコストパフォーマンスでしょう。
- コストパフォーマンスが高い
- 月1回の通学オプションあり
前提として「速修2次テキスト」を購入する必要がありますが、Youtubeの講義動画は無料で閲覧できます。サイトの表現からでは正確な演習量は把握できないものの、若干講座のボリュームとしては、平成28年の過去問でⅠ~Ⅳを1回分、模擬試験を含めてオリジナル事例でⅠ~Ⅳを7回分程度の演習ができると思われ、トータルで8回程度の演習が可能となります。
※ 「80分の本試験相当の事例問題を解き、添削を受けること」を「演習」と呼んでいます。
平成28年度以外の過去問添削や再添削などはなく、提供可能サービスが限定されていますが、その分、演習量対コストとしてはかなり安いと思います。
月1回の通学オプションを、1回(2.5h)あたり3,000円で取ることができます。通信講座にはないオリジナル問題で練習することができるだけでなく、グループワークが中心の講座で、土曜夜に設定されているので、仲間づくりにもなる場なのではないかと思われます。
2018年版はこちら。
コース
コースの種類としては、基本的に1種類ですが、申込できる講座は、夏くらいに短期講座に切り替わります。正確な時期は不明ですが、私は2016年の1次試験終了直後に申込した時には、短期講座になっていました。
集中講座と短期講座の違いは、一言でいうと演習の量で、以下のような違いがあります。
※ 集中講座の方の事例演習数は推定
- 2次集中DVD通信講座:平成28年過去問演習・テーマ別演習・オリジナル事例演習×7
- 2次短期DVD通信講座: ・オリジナル事例演習×4
費用
以上を踏まえ、2つのコースの料金です。
- 2次集中DVD通信講座 : 225,000円 → 早期申込割引時期: 108,000円
- 2次短期DVD通信講座 : 48,000円
なお、いつまでが早期申込割引なのかは不明です。開始時期として早いとは言えない、2017年1月19日時点でまだ対象となっているので、案外長くやっているのかも知れません。
教室
通学の場合、東京会場は水道橋の以下の貸会議室になります。
2017年1月19日時点では未確定になっていますが、東京以外では、回数は減って2回ずつ、 6~7月にかけて大阪・名古屋・仙台・福岡の4会場で実施するようです。
その他
合格後サポート
- 口述試験の「模擬面接」が無料
- 一般参加の場合は50,000円かかる「ライティング講座」が無料
講座を受講して2次筆記試験に合格すると、口述試験の「模擬面接」に無料で参加できます。
講座を受講して該当年度の2次試験に合格すると「ライティング講座」に、合格した年は無料で参加でき、執筆機会の拡大に向けたスキルを学ぶことができます。
興味を持ったら…
- 2次DVD集中通信講座サイトで、学習法や講座説明会の動画、カリキュラムの閲覧が可能
- 早稲田出版サイトで、講義動画の閲覧が可能